【待望】スーマ解禁 ■史上最年少で【RP100点】を受賞した天才醸造家、トーマス・リバー・ブラウンのプライヴェート・レーベル。
【Rivers-Marie Pinot Noir "Summa Vineyard" 2017】 [ Rivers-Marie最大標的、スーマ(弟)上陸! ] ▼ 2016.6.18追記:速報→今世紀No.1カリ・ピノ認定! 6月14日、英・デキャンターより「Top 10 True Sonoma Coast Wines」と題したソノマ・ワインの特集が掲載されました。
そこで「リヴァーズ・マリー各キュヴェの中でも垂涎の存在にして最大の標的」と申し上げ、日本初上陸より長らくお奨めしておりましたこちらの 『スーマ』 が…特集No.1スコアの【DC96点】を獲得致しました(’12)! 更に言えば、実はこの【DC96点】とは、同誌100点法採用後の "カリ・ピノ歴代二位" にあたるもの。
しかも同一位は 『カリン・セラーズ』 の'94年産ピノであるため、今世紀に絞れば、スーマ'12年こそがカリ・ピノNo.1となります。
◎2013年夏、いよいよ解き放たれたスーマ単一畑。
トーマス・ブラウンが2010年9月に購入し、リヴァーズ・マリーのエステート・ヴィンヤードとした地区最古参のグラン・クリュ、『スーマ・ヴィンヤード』。
ワインとしても、リヴァーズ・マリー各キュヴェの中でも垂涎の存在にして最大の標的です。
2013年夏、’11Vtg.にて日本初上陸。
この度のご案内は正規輸入5年目の’16年となります(’15年はスキップ)。
ナパのハイ・エンドを代表する "四大" 百点醸造家の一角、トーマス・リヴァー・ブラウン(Thomas Rivers Brown/上画像)。
ナパ・カベ史上最多、八度もの【RP100点】を誇る 『シュレイダー』 の醸造家としても知られ、パーカーからパーフェクト・スコアを史上最年少で獲得した彼が、奥様のGenevieve Marie Welsh女史と共に運営し、自身のプライヴェート・レーベルとするブランドこそがこちらの 『リヴァーズ・マリー』 です。
※現代のナパカベ・シーンを牽引する百点醸造家の四天王といえば… ■ボブ・レヴィ(Harlan Estate/Sloan/Bond)、■アンディ・エリクソン(Screaming Eagle/Staglin Family/Dalla Valle/Arietta/Ovid/Dancing Hares/Favia)、■トーマス・リヴァー・ブラウン(Schrader/Tor/Rivers Marie/Revana/Jones Family/Maybach/Outpost/GTS/Casa Piena)、■フィリップ・メルカ(Dana/Hundred Acre/Bryant Family/Seavey/Lail)。
彼らが自身のプライヴェート・レーベルを立ち上げるにあたり、カリ・ピノを語る上で無くてはならない偉大なグロウワー、そして畑との重要な出会いがありました。
畑の名は 『スーマ・ヴィンヤード』(Summa/スンマ)、そして当時のオーナーがスコットとジョアンのツェラー夫妻でした(2010年9月にトーマス・ブラウンが夫婦で購入)。
▼スーマ・ヴィンヤード(Summa Vineyard) スーマの始動は1979年。
前年には、ソノマ沿岸系の先駆者であるデヴッド・ハーシュによる最初の本格的な植樹が行われた…という時代です(ツェラー夫妻が畑を購入したのはその三年後)。
ソノマ・コーストA.V.A.内でも、真の聖域として「True Sonoma」と呼ばれる一部の地域。
中でも最古参の一つとして知られる畑がスーマです。
スコット・ツェラーとトーマス・ブラウンが出逢ったのは1999年、ターリーでのことでした。
スーマは設立から2010年のトーマス・ブラウンへの売却に到るまで専業グロウワーを貫き、自らワイン造りは行っておりませんでした。
にもかかわらずスーマの名が広まったのは、所謂「オリジナル」と呼ばれる売却前のセリエム、そのシスター・レーベルであるブロガン、更にリトライなどがここからのオールド・ヴァインを用いて仕立てたシングル・ヴィンヤードたちの素晴らしさによるものでした。
例えばセリエムからのスーマ処女作は1980年代としては破格の1本$100を越えるものでしたが、それでも瞬時売り切れるほどの人気を博し、スーマの名を広く知らしめることとなりました。
嘗て周囲に畑など皆無でしたが、現在のスーマは周囲を有名生産者の畑で囲まれています(レッド・カー(のボエム)、ケイマス(のベル・グロス)、ティエリオ、マイバッハ、オクシデンタル・ヴィンヤード(旧キスラー、現イヴニング・ランド)など)。
30年以上が経過した現在でも小規模であり、また果実出荷も極一部の生産者に限られていたため、リヴァーズ・マリーは当然のことながら、スーマの畑名の付くワインは生産者を問わず殆どがオークション取引の対象になっています。
スーマは三つの区画に分かれており、特にオリジナル区画からのものは幻級と言えます(リヴァーズ・マリーでもオリジナル区画からのものをスーマ・オールドヴァイン、拡張した区画からのものは単なるスーマと区別してリリースしています)。
◎Summa Vineyard 非常に少なかった’15年と比べると、’16年の収量は通常並みに復活しました。
しかしここ五年間続いた水不足の影響はまだ残っており、粒は極端には大きくならず、凝縮した葡萄果汁を得ることができました。
熱波にも合わなかった為、綺麗な酸が残り、ソノマ・コーストの特徴を捉えたヴィンテージとなったのです。
結果、オキシデンタル地区を代表する赤系ベリーや華やかなオレンジのニュアンスが中心に潜んでおり、当たりのまろやかさや旨味がより多く現れたヴィンテージとなりました。
スーマ・オールド・ヴァインに顕著に現れる、所謂「UMAMI」(昆布だしの様な)のニュアンスが僅かに現れています。
スーマ・オールドより早くからスーマの個性を十分に楽しめるのも魅力です。
現在、リヴァーズ・マリーのメーリング・リストは当然の如く満杯。
そこへ入るためのウェイティン・グリストですら空きが無く、待ち時間は18ヶ月(以上)、待機者は4,000人を越えるそうです。
そんな状況下でありながら、羨望のシングル「スーマ」がこの価格でお届けできるなんて…。
◎それは劇的な…日本正規輸入解禁!! ■ヴィノス(VINOUS)94ポイント