幻覚の脳科学 見てしまう人びと (ハヤカワ文庫NF) [ オリヴァー・サックス ]
見てしまう人びと ハヤカワ文庫NF オリヴァー・サックス 大田 直子 早川書房ゲンカクノノウカガク サックス オリヴァー オオタ ナオコ 発行年月:2018年03月20日 予約締切日:2018年03月19日 ページ数:384p サイズ:文庫 ISBN:9784150505196 サックス,オリヴァー(Sacks,Oliver) 1933年、ロンドン生まれ。
オックスフォード大学を卒業後、渡米。
脳神経科医として診療を行なうかたわら、精力的に作家活動を展開し、優れた医学エッセイを数多く発表する。
2007〜2012年、コロンビア大学メディカルセンター神経学・精神学教授、2012年からはニューヨーク大学スクール・オブ・メディシン教授をつとめる。
2008年に大英帝国勲章コマンダーを受章。
2015年没 大田直子(オオタナオコ) 翻訳家。
東京大学文学部社会心理学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 静かな群衆ーシャルル・ボネ症候群/囚人の映画ー感覚遮断/数ナノグラムのワインーにおいの幻覚/幻を聞く/パーキンソン症候群の錯覚/変容状態/模様ー目に見える片頭痛/「聖なる」病/両断ー半視野の幻覚/譫妄/眠りと目覚めのはざま/居眠り病と鬼婆/取りつかれた心/ドッペルゲンガーー自分自身の幻/幻肢、影、感覚のゴースト 宙を舞うハンカチや楽譜、15センチの小人、光り輝く幾何学模様。
話し声や音楽、悪臭、失った手足の感覚ー現実には存在しないものを知覚してしまう「幻覚」。
これらの多くは狂気の兆候などではなく、脳機能を解明する上で貴重な手がかりになるという。
多様な実例を挙げながら幻覚がいかに私たちの精神世界や文化に影響を与えてきたかを綴る医学エッセイ。
『見てしまう人びとー幻覚の脳科学』改題・文庫化。
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